ギャンブル依存症の治療について
ギャンブル依存症は完治しない病気だと言われます。完治はしないが回復はするといわれております。ギャンブル依存症の私からすると、完治はしないといわれると諦めてしまいますが、回復はするといわれると希望が持てます。なんだか日本語の難しさを感じてしまいます。
ギャンブル依存症の治療についてですが、まず1番最初にする事は、自分がギャンブル依存症である事を認め、家族や周囲の方に話す事です。これが治療の第一歩です。すでに借金があり、周りの人気付いている場合もあるかと思います。しかし、自らが告白する事に意義があると思います。
ギャンブル依存症の共通点に、自己の感情を発散する事が苦手な人が多いといいます。私にも思い当たる点があります。他人の顔色を伺い、こんな事を言っても仕方ないがないと思い、言わないでいる事が多くありました。自己の感情を発散せず、感情を心の内にため込み、それがストレスとなりギャンブルの逃避行動に出る。それがいつしか習慣化し、今に至る。それだけが原因だとは思いませんが、ギャンブル依存症の根本的な原因の一つかと思います。日々のそういった習慣から見直し、自分自身と向き合って生きていく。そういう所から治療をはじめていく事が重要だと考えます。ギャンブル依存症は心の孤独感が生み出す逃避行動であると、どこかの記事で見た事があります。まさにその通りだと思います。
ギャンブル依存症の治療には薬がないと言われます。私もまだ回復したという実感はありません。スリップする事もあるかもしれません。しかし、自分はギャンブル依存症である、という自覚を持ち、日々回復に努めたいと思っております。
