ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

ギャンブル依存症の病院に行きました。

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 今日ギャンブル依存症の専門病院に行ってきました。そこでの体験をお話しいたします。

 まず最初は自分のギャンブル依存症の経緯を先生にお伝えしました。ギャンブル依存症の断定⁉️を頂きました。次に治療の話です。ギャンブル依存症は買物依存症と同じで、コントロール障害であると言われました。つまり、ギャンブルをすると、コントロールが効かなくなってしまう。スイッチが入ると脳の異常で制御が出来なくなる病気です、と言われました。治療に関してはスイッチを入れないように生活をする。そこを目指すと言われました。なんだかとても簡単そうに言われますが、それが難しいのです。治療に関して薬は無く、回復支援プログラムの受講とGAによる自助グループの参加を続ける事と教えて頂きました。

 診察の次に、別室で回復支援プログラムを受講しました。部屋の中には10名程の患者さんがおられます。奥様と一緒に受講されている方もおられました。今日のテーマは認知行動療法です。どういった状況で、ギャンブルをしたくなるか、またその時にどう考えるか、を客観的に分析して、自分の行動の癖を見直しましょうという内容です。グループに分かれて、お互いが発表をしあいました。なるほど、参考になる事がたくさんありました。ギャンブルをしたくなる状況をハイリスク状況というそうです。ハイリスク状況での思考を分析し、その時にどう対処すればいいのか、そこでいかにギャンブルと結びつけないかをみんなで学びます。グループ参加者の中には、1年間ギャンブルをしておられない方もおられ、とても勇気をいただけたように思います。

 回復支援プログラムは全部で8回あります。1回2時間の講義です。参加は強制ではありませんが、極力参加をして回復を実感したいです。ギャンブル依存症の病院はまだまだ少ないですし、認知されていない状況です。同じ悩みを抱えている方に、少しでも参考になれば幸いです。

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