ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

反省よりも感謝をカタチにしよう。

f:id:happysaki:20191021081521j:plain


 自己嫌悪。ギャンブル依存症の方には耳の痛いフレーズかもしれません。私も何度となく、自己嫌悪に陥りました。ギャンブルを辞める決意をしても、敵わなかったのです。自分自身の意思に弱さに嫌気がさし、自暴自棄になる事もありました。

 タイトルから誤解が生じないように、説明します。決して反省をするなという意味ではありません。ギャンブル依存症の方は、今まで数えきれない程、反省をされてるかと思います。ギャンブルをしてしまった事の反省、嘘をついてしまった事の反省。反省をし過ぎて自己嫌悪に陥る。自暴自棄になる。逃避行動にでる。スリップをしてギャンブルに走る。このサイクル、身に覚えがあるのではないでしょうか?反省をする事は大切です。ただ、ギャンブルの事で頭がいっぱいになってしまい、視野が狭くなってはいないでしょうか?

 反省の気持ちを相手に伝える事は難しいです。どんなに素晴らしい反省文を書いても、反省態度を示しても、相手にその反省度合いを伝える事は難しいです。それよりも感謝をカタチにする事が大切です。人は1人では生きていけません。必ず、誰かのサポートがあり、成り立っています。貴方の心にあたりまえの感情はありませんか?普段の何気ない行動に対して、そんなのしてもらってあたりまえ。そんな気持ちはないでしょうか?平和な日常を過ごせている事は、素晴らしい事です。失ってから気付いては遅いです。心の中で感謝の気持ちがあっても、相手に伝わらなければ無意味同然です。感謝をカタチにする方法にも色々あるかと思います。言葉でありがとうを伝える。普段してもらっている事を手伝ってみる。サプライズな企画をする。カタチにする行動は色々あると思いますが、心から感謝する気持ちがあれば必ず相手には伝わります。

 ギャンブル依存症の私は、借金をしてまでギャンブルにのめり込んでいました。自分で稼いだお金でやり繰りしている、迷惑かけてないから文句はないだろう。俺が仕事しているから、家族は生活出来ている。そんな事ばかりを考えていました。大きな誤りでした。いつしか頭の中はギャンブルでいっぱいで、目に見えてないところで綻びが出ていました。今からでは遅いかもしれませんが感謝をカタチにする事、する行動を意識して改心していきたいと思います。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ
にほんブログ村