ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

依存症の恐怖

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 先日、歌手の槇原敬之さんが覚醒剤所持の疑いで逮捕されました。槇原さんは過去にも覚醒剤での逮捕歴があるため、依存症でない方はまたか、やっぱりと思われる人もいるかもしれません。しかし1回目の逮捕は1999年なのでもう21年も前の話です。21年も間が空いているのに、スリップしてしまうのか、、、と正直驚きました。ずっと使用をひそかに続けていて、たまたま捕まったのが21年後だった、ということではなさそうです。間の正確な期間は本人にしかわかりませんが、長い間覚醒剤を使用せずに生活を送ってこられたのは事実かと思います。

 

 ギャンブルやアルコールも覚醒剤と同じで依存症です。依存の対象が異なるだけで脳内で起こっている問題はほぼ同じだとといいます。最近ではゲーム依存症も問題化してきています。依存症問題がより身近に感じられ人もいると思います。20年近くもやめれていたのにスリップしてしまう。本当に恐ろしい病気だと思います。なんらかの心の隙があったのかもしれません。依存症は一生治らないということが裏付けされたような気がしました。私もギャンブル依存症で現在は回復しています。しかしその期間はわずか3カ月ほどです。今はギャンブルの衝動はありませんが、また何かのタイミングやきっかけが発生すれば元通りのギャンブル依存症になるのかと思うととても恐怖を感じます。

 

 現在、ギャンブル依存症の治療として、毎週1回GAのグループミーティングに参加しています。その中で10年間ギャンブルをやめ続けている人がいます。正直そこまでやめれているのであれば、もうグループミーティングに参加されなくても大丈夫なのではないか?と思っていました。しかし、その人は、やめ続けれるように今でも毎週グループミーティングに参加されています。その意味が理解できたように思います。今まで数々のギャンブル依存症の人を見てこられていて、ミーティングに参加せずにスリップをする人を何人も見てきたと言われています。今回の槇原さんの逮捕もまさにそうかもしれません。自分はもう大丈夫だとは思わず、今の状態を保ち続けるためにグループミーティングには参加し続けようと改めて感じた事件でした。

 

 

 

 

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信じてもらえない

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 ギャンブル依存症の当事者は誰もが経験している事かと思います。ギャンブルをやめていても、信じてもらえないこと。それは何回も何回もギャンブルをやめようとして、失敗しているからだと思います。ギャンブル依存症の当事者の感覚と、その周りの人達の感覚には相当ズレがあると思います。

 

 GAのグループミーティングでの話しです。ギャンブル依存症の家族は、本人がギャンブルをしていなくても常に疑い目を持っている、という話です。仕事で帰りが遅くなった、また服がタバコの匂いがする。この様な事があった場合は必ずパチンコに行っていたと疑われます。本人は行っていなくとても、周囲の家族はそう思います。それが現実です。

 ではどれくらい辞め続けていたらその疑いは晴れるのか?それについては明確な期限はありません。ギャンブル依存症の当事者はそれ程に事の重大性に気付いていない場合が多いようです。周りの人達はもっと深刻に、重大に考えている場合が多いです。

 

 10年、20年ギャンブルをしていなくても、信じてもらえない。それは現実として受け止めなければいけない事です。またギャンブルに行ってたのだろう、ともし言われたとしてもそれは仕方のない事です。今までの自分自身の行いが相手にそう思わせているのです。信じてくれよ、と思うかもしれませんが、それは無理な話です。そういうものだと理解した上です、相手と接する事が重要です。

 

 もし、仕事で遅くなるなら事前に連絡を入れる。お金に関する事は常にオープンにする。自分がしてきた行いが、今の状況を作っている。その自覚を持って接する事がとても重要だと思います。依存症から回復している状況であったとしても、その回復状況は相手には完全に伝わりません。その現実を理解しなければ、またその事がストレスになり、スリップをする可能性があります。

 

 たとえ借金を完済している状況であったとしても、ギャンブル依存症はいつ再発するやもしれません。自分はもう大丈夫だ、という慢心が最も危険であると思います。

 

 

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依存症の性格分析

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 ギャンブルをやめて、約3ヵ月が経ちました。ギャンブルをしている時は月日が経つのが早いと感じていましたが、今はなんだか遅く感じます。ギャンブルをやめた最初の頃は、競馬の結果とか、YouTubeの動画を見ていましたが最近はそれも見なくなっています。今まで、約20年間の習慣が嘘のように変化しています。

 

 今でも毎週GAのグループミーティングに参加しています。ギャンブル依存症の回復には、ミーティングに継続して参加する事がとても重要に思えています。ミーティングの先輩からのアドバイスで、自分はギャンブル依存症から回復したと自覚して、ミーティングに参加しなくなった人がスリップをすると聞かされました。自分もそうならないように、いつスリップするかわからないので、GAだけは継続して参加しようと思っています。

 

 ギャンブル依存症に限らず、依存症全体の事と言えるかもしれません。ギャンブル依存症に陥るかたには少なからず性格に共通点があるように思います。それはストレスや問題からの逃避です。私も思いあたります。ややこしい問題や考えたくない問題が出てきた時、思考停止して逃げるのです。その先がギャンブルでした。今、ギャンブルをしない生活をしてすごく感じます。目の前に自分の苦手な事や、面倒な問題が来ると反射的に後回しにしようとしています。そして今までだとこのタイミングでギャンブルをしていました。思考停止してギャンブルをする。この繰り返しです。

 

依存症になりやすい性格ですが、それは人に相談が出来ない事だと思います。こんな事聞いては恥ずかしい。または、聞く事により相手に迷惑をかけてしまう。悩みや思いを外に発散できずに溜め込んでしまう人。それが1番危険です。自分でも気づかない内に目に見えないところで精神的に病んでしまいます。

 

これからの時代うつ病も含めて精神疾患が増えると予想されています。スマホ等のデジタル端末が増えて、人との会話が減っています。会話が活字になっています。時代の流れなので、逆行する事はできないと思いますが、その事もふまえて依存症の事を出来る限り、多くの人に知っていただきたいです。

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横領事件の背後には依存症がある。

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 住友重機械工業の労働組合で、会計担当をされていた田村純子容疑者が横領容疑で逮捕されました。その額、なんと10億円。金額にかなり驚きました。使い道は乗馬ようの馬や高級車であったと報道されています。この人の場合は買い物依存症にあたるかと思います。横領事件の背後には必ずギャンブル依存症がある、と思っていましたが、依存症問題はギャンブルだけではなかったのです。

 

 横領の手口は誰もが同じです。最初は少額からはじめます。少額というのは自分で返せる範囲のお金です。横領する側は、いわばそれで試しているのです。それでバレなければ同じ手法で金額を増やして横領する。耐性が身につき、だんだんと金額が膨らんでいきます。結果的に発覚が遅れれば遅れる程、被害額は大きくなってしまいます。依存症の本人が1番悪い事は言うまでもありません。しかし、今回の事件には事前に気付けるサインがあったように思います。

 

 

 1事務員さんが高級車を乗ったり、また馬を16頭も所有する事に疑問を感じる人はいなかったのでしょうか。馬の場合、最初に購入する費用だけではなく、預託料として月々に結構な費用がかかります。大体1頭あたり、馬房代や飼い葉代を含めると20万程かかると思われます。それを16頭ともなると毎月に300万程かかります。税務署にバレないのかがとても不思議に思ってしまいます。

 

 日本の格差社会が気になります。権力を持っている方の道徳感にとても危機感を感じます。桜を見る会、IR汚職事件。普通に考えれば到底許される問題ではありません。権力のトップにおられる方が規則をやぶれば、当然その下に折られる方に示しがつきません。公務員の方を一概に批判するつもりはありません。しかし今回の横領事件についても、税務署が気づかないの事に少し違和感を感じます。容疑者の方の支出に対して、それに見合った税収はあったのでしょうか?なぜ気づけなかったのか。もう少しはやく誰かが気づいていたら、ここまで深刻な結果にはいたらなかったと思います。

横領事件の裏側には必ず依存症がが存在しています。その事実を知っていただきたいです。

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グループミーティング治療

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 私はギャンブル依存症の治療で、週に1回グループミーティングに参加しています。GAと呼ばれるグループで、同じくギャンブル依存症の人達が集まって、話合いをする会です。最近薬物依存症やアルコール依存症など、同じ嗜癖障害の人はグループミーティングでの治療が効果があるという事で知名度が少し上がってきたのかなと思っています。私自身もグループミーティングに継続して参加していますが、あれほどやめれなかったギャンブルを今はやめれています。最初は宗教的な要素があるなかなと、敬遠していた部分もありますが、今は行って良かったなと実感しています。

 

 ギャンブル依存症のミーティングにギャマノンというグループがあります。これはギャンブル依存症の家族会といわれるもので、ギャンブル依存症当時者ではなく、身近な存在にギャンブル依存症の人がいる方達の集まりです。ギャンブル依存症は本人だけではなく、その周りの人達にも多大な影響を与えます。それはほぼ100%お金の問題です。ギャマノンに参加されている方のほとんどが、ギャンブル依存症当人の借金を支払いされています。本人の為にと思って支払いをされたのですが、結果的にそれでの解決にはいたりません。ギャンブル依存症が身近におられるギャマノンの方の悩みは、当人よりも深刻だと思います。私も今さらに、たくさんの人に迷惑をかけてしまったと反省する日々を送っています。

 

 ギャマノン参加者で、大学生の子どもがパチンコで借金を作ったという方がおられました。けなり早めのギャンブル依存症デビューです。聞いている限り、本人よりも親の方が深刻に悩まれています。精神科に一緒に行かれたり、お金の管理をされたりといろいろとされてきたようですが、本人は依存症を認めていないのか、ギャンブルは治まっていない様子でした。とても優しいそうな親御さんで、いろいろとアドバイスを求めておられました。ギャンブル依存症の場合、本人が治療の意思を示さない限りは難しいと思います。どうしたら治療の意思を持てるかは、とことん本人が困り果てるしか無いように思います。周囲からすると残酷に映るかもしれませんが、そうしなければ本人に気づきがありません。お金の無い状態で我慢させる。仕事に行かせる。恥をかかせる。本人が治療の意思を示してからが始まりです。

 ギャンブル依存症の影響は本人だけではありません。もし、家族会にギャンブル依存症の人がおられたら、その人もグループミーティングに参加する事をお勧めします。間違った対応をすることにより、ギャンブル依存症当事者の病気はどんどん進行します。最初は見学もできます。匿名で大丈夫ですの気になる方は一度訪問してみてください。

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短期バイトで気になる事。

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 週末短期バイトに行っている時のお話です。最低賃金ぎりぎりの待遇で仕事をしています。それは40代の私も、おそらく高校生くらいの学生さんも同じです。短期バイトの仕事は色々とあります。しかし、どの仕事もその日に初めて行ったとしても、一通り説明をきけば出来る単純な作業です。私が年末から何度かしている仕事は倉庫での仕分け作業です。配達先に合わせて、貼られている番号のところに商品を持っていく。倉庫の中を動き回るような単純な作業でした。

 

 その短期バイトの中に、おそらく20代後半から30代前半くらいの男の人が5.6人います。私と同じく短期バイトなのか、フリーターとして継続的に仕事をされているのかは分かりません。継続的に入っていたとしても、最低賃金より少し多いくらいで、給料に大差はないように思われます。仕事の合間に、暇な時間があるとその5.6人の男の人達が楽しそうに会話をしています。その内容に聞き耳を立てていると、どうもパチンコの話をしているようでした。どこどこの店はよく出ている。正月は設定が厳しいから競馬の方がいい。そのような会話をほぼ1日中、暇な時間帯に話ています。私も10年前は同じ状況だったな、、、と自分と重なり合う感情が芽生えました。それと同時にこの人達もギャンブル依存症なのではないだろうか、とも思いました。

 

 最近格差社会や貧困について記事を目にする事があります。ギャンブル依存症の人のなかには、当然富裕層と言われる人もおられると思います。しかし推測ですが、貧困層の人達の方がギャンブル依存症になる人が多いのではないか、と思ってしまいます。これはその人達がバカであるとかの問題では無いように思います。一緒に仕事をしているなかでも、彼は仕事に対してテキパキと行動もしますし、暇な時間帯以外にはサボっている様子も見受けられません。基本的には真面目な青年達です。しかし、この仕事が終わればパチンコに直行するようです。個人の楽しみですし、私も以前はそうだったので何ともいえませんが、これで良いのかなと考えさせられます。

 

 日本人はお金の勉強をする事がないと思います。算数や国語はたいていの事は出来ます。しかし経済やお金の事は学びません。お金は単に算数の計算でできるものではありません。もう少し、アメリカにならうわけではないですが、小さい頃から算数ではなく、経済やお金のことについて学ぶ必要があるのではないかと思います。

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ボートレースの八百長について

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  元ボートレーサーの西川昌希さんが、モーターボート競走法違反で逮捕されました。いわゆる八百長です。私はボートレースについて、それほど詳しくはないですが、地方競馬において八百長の言葉は頻繁に聞いてました。公営ギャンブルとはいえ、運営は人間が行ってます。利権が絡むと、多かれ少なかれ少しはあるものだと認識してました。しかし、逮捕者がでて、その金額を知ると愕然としました。

 

  西川元選手と共謀して逮捕された、親戚の増川容疑者の口座には、昨年秋まで合計数億円の入金があったそうです。今回逮捕された事案は、昨年7月2日に開催された琵琶湖開催での600万円分です。今まで、過去に何度も仕組まれていたと想像されます。これをされると予想もへったくれもありません。真面目に予想をして購入している側は全てカモにされてしまいます。

 

 今回逮捕された西川元選手にはもう一つ事実があります。それはギャンブル依存症であった、という事です。八百長が全面的に報道されていますが、今回の事件の根底にはギャンブル依存症があります。そこを知っていただきたいと思います。西川元選手はボートレーサーで、相対的に見れば十分な所得があったかと思います。しかし、競馬にのめり込み、ギャンブル依存症になっていました。病気にかかっているのです。誰か身近な人が気づいてあげれなかったのか。または本人が気づかなかったのか。ボートレーサーという特殊な立場でこの病気にかかってしまうと、こういう手段で資金化することができてしまうのかと気付きました。

 

 ギャンブル依存症は恐ろしい病気です。今回も八百長事件が大きく取り上げられています。しかし、その根底にあるギャンブル依存症をもっともっと知っていただきたい。これは病気です。治療が必要なのです。八百長なんかしてけしからん、人間のクズだと人格を否定する事は簡単です。当然、本人は罪を償わなければなりません。しかし、そこまでさせてしまう依存症という病気の恐ろしさももっと報道されてほしいと思います。

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短期バイトで暇な時間を作らない。

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 年末年始はギャンブル依存症の人にとっては、大変危険な時期になります。年末年始に限らず、ゴールデンウィークやお盆休みも同様です。長期休みはギャンブルの誘惑にさらされます。普通の人であれば、休みの日は楽しみなはずなのですが、ギャンブル依存症の人にとっては危険です。

 ギャンブル依存症から回復中の私も、年末年始にどのような気持ちの変化があるのか、自分の事なのですが、客観的な感覚で見ておりました。やはり時間があると、ギャンブルが入り込んでくる隙間が出来てしまう危険があると感じました。そこで、この時間をバイトに費やそうと行動に出ました。

 

 ネットで色々と調べてみると、短期バイトの派遣会社がある事を知りました。1日だけでもいいと書いてあるので、ひとまず登録をしてみました。そうすると、専用のアプリもあり、色々な場所で色々な仕事がのっていました。登録は前日まで済ませておけばいいのでかなり自由がききます。平日は普通の会社員なので、週末だけ借金返済の為にバイトをする事も出来ます。

 

 今回初めて登録し、9日間ある年末年始に5日ほどバイトをしました。中には単純作業で思いのほか体力を消耗する仕事もありましたが、倉庫内の軽作業で動き回る仕事もありました。私としてはバイト中は雑念が入らない為、脱ギャンブルには良いかなという印象を持ちました。これからも継続していってもいいかなと思っています。時給にすると1000円くらいの仕事が多いと思います。7時間働いたとしても、7000円です。300万の借金からすると、利息分にもならないですが、少しでも早く元本を減らす為の手段として、体力のある今のうちに働いておきたいと思います。

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借金総額300万返済計画。

 

 

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 今日は2020年の仕事はじめになります。昨年度はいろいろと人生の転機がありました。今まででもっとも転落した1年でした。今年こそはなんとか這い上がりたい気持ちです。

 

 現在の借金総額は300万あります。住宅ローンは除いてます。これを3年で完済する計画を立てています。いかに利息をかけずに返せるか、ありとあらゆる手段を用いて計画を立てようと思っております。現在、キャッシングの利率は18%です。全額が18%というわけではありませんが、仮に300万すべて18%の利率だとすると1ヶ月にかかる利息は44000円になります。恐ろしい金額です。10万円返済したとしても元本は約半分しか減らない計算となります。いかに今までが無計画であったかを思い知らされました。ギャンブル依存症の頭の中では当たったら返せる。それしかなかったのです。言いかえれば当てて返済するしかないと思っていたのかも知れません。どちらにしてもその思考は現実逃避にほかなりません。ギャンブル依存症は、その病気の治療もしなくてはならないですし、借金の返済もしなくてはいけません。この現実を受け止めきれずに自殺される方も多くいます。

 

 

 返済にあたってですが、利率の高いところから優先に返済をする。可能であれば利率の低いところでおまとめローンを組む。現在の信用情報で可能かはわかりませんがやってみようと思います。それから何より支出を減らして収入を増やす。最近は短期派遣のバイトなどもあります。極力休みの日に予定がない場合はバイトをして返済にあてる。自分の持てる力を最大限に発揮して3年での完済を目指します。

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計画性を身につける。

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 年末年始にかけて、スリップとの日々戦いでした。ギャンブル依存症の人は時間と少しのお金があると大変危険です。

たとえ少しの賭け金でも、それがトリガーとなり、次の大きなお金へのリスクにつながります。賭けたい気持ちはあります。しかし、勝っても負けても賭けた後に後悔する気持ちが芽生えます。また、一度すると気持ちがいいやとなり、ギャンブル依存症のスイッチが入ります。そうなる事が1番病気のリスクです。賭けないでも生活できる日々の積み重ねが重要です。

 

 ギャンブル依存症の最大の問題である、借金についてです。ギャンブル依存症の時、目の前のレースを賭けることに必死で返済の事など一切考えていませんでした。借れる金額がイコール借金総額となります。利息もかかり、ギャンブルでも負ける。お金は猛スピードでなくなります。今ギャンブルをやめて、改めて借金と向き合っています。そもそも返せるのか?と現実と向き合っています。この正月休みの間に返済計画を立ています。今まで計画を全く立たれていませんでした。ギャンブルで勝ちさえすればすべてが解決出来る。ギャンブルで脳内が埋め尽くされていた状態です。今、ようやく普通の人間の感覚を取り戻せた気持ちになっています。

 

 1ヶ月の収入と支出を見つめなおして、どれだけの元本が減らせるのか。返済を進めるために、収入源を少しでも増やす事は出来ないのか。2020年の始まりにしっかりと計画を立てて進んでいきたいと思っています。

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競馬の有料予想は絶対ダメ

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競馬にハマっていた頃、YouTubeで競馬の動画ばかり見ていました。自分の興味のある事は不思議な事に、どれだけ時間を使っても飽きません。今思えば本当に時間の無駄だったと思います。

 

 YouTubeで留まっていればまだいいものの、私はYouTubeがキッカケで有料予想にまで手を出してしまいました。本当に情け無い話ですが、おそらく100万円以上使いました。ギャンブルで回収出来ると思い、有料予想を買いましたが、結局損害を大きくしただけでした。世の中にいろんな詐欺があります。競馬の有料予想も立派なプロの詐欺とかわらないと思います。

 

 

 馬券で生活している人は存在していると思います。しかし、そのような人は絶対に予想を売る事はありません。予想を売る人は、馬券だけでは生活が出来ないため、予想を売るのです。基本的には詐欺師なので、手口は巧妙です。騙しのプロです。どうやって騙されたのか?説明します。

 

 有料予想家はまず的中実績を広告として使います。それもかなり高額な的中です。それを見て羨ましいと思わせます。しかし、それらの的中実績も大量の外れを伴って作られています。的中だけが誇張されているだけなのです。最初の入り口は無料予想です。お客様側も無料ならとラインであったり、メールであったり気軽に登録してしまいます。そこからは有料予想、さらに特別な有料予想と2段階のステップで、さらに高額な予想へと誘います。このステップがかなり巧妙です。私もこの段階で騙されています。

 

 有料予想ではなく、普通のギャンブラーの人もたまには当たります。しかし、年間通じてプラス収支になる人はほとんどいません。予想を販売している人もプラス収支の人はほとんどいません。しかし、ギャンブルで使うお金を予想を販売する事で手に入れています。そういう意味ではプラスになっている可能性はあると思います。

 

 このような、いわゆる情報商材のようなビジネスはギャンブル意外にもあると思います。株式投資やFXなどなど。または副業のノウハウなども同じようなものかもしれません。買う、買わないは自己判断になると思います。私の経験上、競馬の有料予想は確実に詐欺に近いです。自分は騙されないと思っている人は、1番危険です。注意して下さい。

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借金地獄への第一歩

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 私の通勤ルートに大々的な広告があります。梅田の一等地。1日に何万という人が目にする事でしょう。私の借金地獄も、今振り返ればこのネット投票から始まったように思います。

 

 この広告は今月になり、頻繁に変わっていました。最初は年末ジャンボ宝くじ。その後、年末競馬の大一番、有馬記念の広告でした。世の中はボーナス時期です。宝くじや有馬記念でさぞかし大きなお金が動いた事でしょう。それと同じ位置に、今回はオッズパークの広告が入っています。宝くじに始まり、有馬記念、オッズパーク。ギャンブル依存症の人にとっては地獄への直行便です。この広告を見て、何人の人がオッズパークの会員になるのでしょうか。

 

 ここで意味のわからない方もおられると思いますので、少し説明をいたします。オッズパークとは公営ギャンブルをするためのwebサイトです。銀行にお金を預けて、オッズパークのサイトに登録すると簡単に地方競馬と競輪、オートレースが買えてしまうのです。この便利さがギャンブル依存症になる1番の原因になります。現金を入れて馬券を買うのと違い、ゲームのような感覚で賭ける事が出来ます。公営ギャンブルは365日、朝から晩まであります。スマホさえあればどこでも、いつでも出来てしまいます。その結果、私のようにギャンブル依存症になり、人生がめちゃくちゃになります。

 

 年末年始はギャンブルが盛んに行われます。主催者側も稼ぎ時となります。その分、ギャンブル依存症者は格好の餌食となります。12月ボーナスも入り、少しくらいギャンブルしてもいいだろうと思う心の隙に地獄が待っています。ギャンブルは1万円負けると、その1万円を取り返そうと2万円賭ける事になります。1万円勝つと、2万円が欲しくなります。年末年始は時間もあり、いろいろなギャンブルが開催されています。もっとも危険な時期です。

 

 私はこの広告を見て自分に言い聞かせています。再び地獄に落ちないように、ギャンブルをやめ続けれるように、グループミーティングに欠かさず参加しています。

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スリップしそうになりました。

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 ギャンブルをやめて2ヶ月程になります。12月から新しい職場で働きだして、早くも3週間が経ちました。ようやく新しい生活リズムにも慣れてきました。朝が早く、強烈な満員電車の中、なんとか体調を崩す事もなくやって来れています。

 

 そんな生活の中ギャンブルの衝動がやってきました。それは返済日の事でした。

 

 私は退職してから、約2ヶ月間無職でした。当然、その間は収入がありません。しかし、借金の支払いはしなくてはいけません。そうです。お金がないのです。退職してから2ヶ月はなんとか支払いも出来ました。12月から働きだしていますが、給料がまだ入らないのです💦支払日までにあと1万円程足りません。どうしようか・・・。手元には2万円程あります。そこで強烈な衝動が起こりました。月末まで後2週間。1万円くらい残したら残りはしのげるか、後1万円程増えれば支払いも出来る、、などなどギャンブル依存症にありがちな自己正当化がはじまりました。

 

  しかし私はギャンブルをやりませんでした。2ヶ月前の私なら迷う事なく、突っ込んでいたと思います。近くのコンビニから入金して賭けていたと思います。しかし、今回はその衝動を止めることが出来ました。自分自身の為に、ギャンブルをやめている事を改めて思い返しました。支払いができない事を理由にして、さらにお金を減らしてどうするの⁉️と自問自答しました。それよりする事は借入先への連絡だろうと思いなおしました。

 

 いつもの自分では考えられない行動でした。支払日が遅れるのも当たり前。遅れたって電話連絡がきていついつ支払います、と適当な返事をする。しかし、今回はこちらから連絡をして事情を説明しました。丁寧に対応され、今返済できる金額と残りは月末でいいと言ってもらえました。

 

 40代のおじさんなのに、情け無い話です。こんなはずはなかったのに、、よく思います。しかしながらこれが現実です。最近返済にかかる利息がとても恐ろしく感じます。今まで考えた事もありませんでした。いつか完済して、頼れるおじさんになりたいと思っております。

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ギャンブル依存症に薬はない。

 ギャンブル依存症に公的医療保険が適用されるようです。依存症というのが病気である事が公に認められる第一歩になればと思います。ギャンブル依存症の治療というと、何か薬剤があるのかと思われるかもしれません。しかし、ギャンブル依存症は心、または思考回路の病気です。残念ながら薬で治るものではありません。アルコール依存症もそうですが、アルコール摂取による、肝臓の治療薬は提供されても、アルコールに対する欲求を抑圧する薬はありません。そこはギャンブル依存症もアルコール依存症も同じといえます。

 

 

 私はギャンブル依存症の自覚を持った時、いろいろとインターネットで調べました。ギャンブル依存症の事を調べると、その症状であったり、悲惨な結末であったりとギャンブル依存症の事について書いてある記事はたくさんありました。しかし、治療であったり、回復方法であったりという記事はほとんどありませんでした。病院の紹介もありましたが、とても遠く現実的ではありませんでした。一度、勇気を出して精神科の病院も受信しましたが、適切なアドバイスを受ける事なく終了しました。精神科にも色々と専門があるようです。ギャンブル依存症の自覚はあってもどうしていいか、わからなくなっていました。親にも相談出来ず、友人にも相談出来ず、孤立を深めました。

 

 そんな中、借金がバレてしまいます。家族から攻められます。当然です。信用も失い、絶望の最中ようやく専門の病院に行かされたような形となりました。結果、どん底にならなければギャンブル依存症と向き合う事が出来ませんでした。今はGAのグループミーティングを週に1回通い続けて、ギャンブルの衝動は抑えられています。

 

 グループミーティングの参加者には、いろいろな経緯でGAにたどり着いた方がおられます。私のように、病院を経由して来られる方や、家族や友人に勧められて来られる方。羨ましいのは奥さまと一緒に来られる方です。家族の理解があり、共に治療に励まれる姿勢はきっと回復するのだろうと感じます。私のように離婚してからではなく、GAや医療にたどり着けるように、ギャンブル依存症についてたくさんの人に知っていただきたいです。

神奈川県庁データ流出の件

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  神奈川県庁の個人データが大量に流出して問題になっています。ブロードリンクの社員、高橋雄一容疑者が逮捕されました。私もこの業界にいましたので今回の事件がなぜ起きたのか、手に取るようわかります。今回、最終処理会社の末端社員が逮捕され、またブロードリンクの社長は辞任しました。今回、事件の責任はブロードリンクだけなのでしょうか?なぜ富士通リースの社長は会見すらしないのでしょうか?

 

 

 今回、神奈川県庁のサーバー廃棄が事件の発端となります。パソコンを含めたOA機器の導入にはリース契約がよく採用されます。物件の所有権は富士通リースにあります。神奈川県は富士通リースに対して5年間、リース料金としてお金を支払います。リースのメリットは物件の所有権がリース会社にあるため、経費として処理できる点、雷などで故障した際に保険が適用される点などがあげられます。今回はリース契約の更新の為、新しいサーバーが入り、古いサーバーが撤去される事になりました。どこにでもある商談経緯です。

 

 リース契約の場合、リース会社が神奈川県庁にサーバーの設置作業をする事はありません。リース会社にサーバーの専門知識がある訳ではなく、別の専門業者が実務作業をしています。富士通は神奈川県からお金をもらい、現場で実務作業をする会社に対して、一括でお金を支払っています。その業者の選定は入札か何かで決められていると思いますが、今回表には出てきていません。今回の事件では引き上げた、廃棄されるサーバーが問題となっているからです。

 

  今まで約5年間使用していたサーバーは、神奈川県の意向により廃棄される事になりました。その手続きとして、富士通リースが物件の所有者なので、形としては神奈川県が富士通リースに返却する事となります。しかし、実際には富士通リースが神奈川県の現場にトラックで行って、撤去作業をするわけではありません。この実務作業を請け負ったのがブロードリンクです。ブロードリンクは富士通リースの依頼を受けて、神奈川県に出向きます。通常であれば、ブロードリンクは富士通リースからお金をもらって引き上げ作業に従事するはずです。しかし、今回の事件はブロードリンクは富士通リースからその物件を買い取っています。富士通リースとしてはサーバーの媒体として売るにあたり、データーの消去を確認する義務があります。そこをブロードリンクに丸投げしているところに、1番の問題があると思っています。

 

 通常この一連のやりとりは紙切れ1枚で済んでしまいます。神奈川県は富士通リースから物件の引取りについての確認書類。富士通リースからブロードリンクへはデータ消去の確認書類です。リース物件で引き上げられた物は、中古としてまだ価値のあるものがたくさんあります。リース会社も廃棄でお金を取られるくらいなら、中古市場で買い取って貰いたいという気持ちはわかります。コピー機やプリンター、電話機などの個人データの存在しない物件ならばそれも問題ないでしょう。しかし今回の事件はデータを含むハードディスクになります。高橋容疑者はいままで1000万円ほど稼いだと供述されています。ここまで発覚しなかったの事に会社の杜撰な管理が見受けられます。

 

 今回の事件は、重大な個人情報漏洩事件となりました。しかし、リース物件の再販など当たり前のように市場には流通しています。今回の事案のおかげでデータに対する管理は少し徹底されるかと思いますが、小さな案件でのリース物件に関しては日常的に発生する可能性は十分にあります。もし、使用者がデータに対して気になるところがあれば、リース会社や廃棄業者を信頼することなく、自分でデータの廃棄をすることをお勧めいたします。まだまだ使用できるにも関わらず、リースの更新時期ということで廃棄される大手企業さんはたくさんあります。今後もこのような事案はまだまだ出てくるかと思います。

 

 逮捕された高橋容疑者にも、いろいろと事情があったかと思います。会社に対する不満もあったことでしょう。今回転売されたハードディスクについても、神奈川県の重要なデータが入っていたことすら知らなかったのかも知れません。しかし、起こしてしまった事案については重大だと思います。罪を償われてまた社会復帰されることを切に願います。富士通リースのついても相応の罪を負うべきだと思います。大手企業だからということで、責任をすべて下請け企業に負わせることもどうかと思います。今後の経緯を注視したいと思います。

 

 

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