ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

依存症の性格分析

f:id:happysaki:20200204082220p:plain


 ギャンブルをやめて、約3ヵ月が経ちました。ギャンブルをしている時は月日が経つのが早いと感じていましたが、今はなんだか遅く感じます。ギャンブルをやめた最初の頃は、競馬の結果とか、YouTubeの動画を見ていましたが最近はそれも見なくなっています。今まで、約20年間の習慣が嘘のように変化しています。

 

 今でも毎週GAのグループミーティングに参加しています。ギャンブル依存症の回復には、ミーティングに継続して参加する事がとても重要に思えています。ミーティングの先輩からのアドバイスで、自分はギャンブル依存症から回復したと自覚して、ミーティングに参加しなくなった人がスリップをすると聞かされました。自分もそうならないように、いつスリップするかわからないので、GAだけは継続して参加しようと思っています。

 

 ギャンブル依存症に限らず、依存症全体の事と言えるかもしれません。ギャンブル依存症に陥るかたには少なからず性格に共通点があるように思います。それはストレスや問題からの逃避です。私も思いあたります。ややこしい問題や考えたくない問題が出てきた時、思考停止して逃げるのです。その先がギャンブルでした。今、ギャンブルをしない生活をしてすごく感じます。目の前に自分の苦手な事や、面倒な問題が来ると反射的に後回しにしようとしています。そして今までだとこのタイミングでギャンブルをしていました。思考停止してギャンブルをする。この繰り返しです。

 

依存症になりやすい性格ですが、それは人に相談が出来ない事だと思います。こんな事聞いては恥ずかしい。または、聞く事により相手に迷惑をかけてしまう。悩みや思いを外に発散できずに溜め込んでしまう人。それが1番危険です。自分でも気づかない内に目に見えないところで精神的に病んでしまいます。

 

これからの時代うつ病も含めて精神疾患が増えると予想されています。スマホ等のデジタル端末が増えて、人との会話が減っています。会話が活字になっています。時代の流れなので、逆行する事はできないと思いますが、その事もふまえて依存症の事を出来る限り、多くの人に知っていただきたいです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ
にほんブログ村