ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

スマホ依存症を考える。

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 自分がギャンブル依存症なので、依存症というフレーズに敏感になっているのか。最近スマホ依存症が問題視されているとか。中学生で6%、高校生で9%推計で51万人がスマホ依存症であるという。スマホがないと1日過ごせない。人と一緒にいるときにもスマホを触っている。私もギャンブルをしている時は、片時も離さずスマホを持っていた。ある意味私もギャンブル依存であり、スマホ依存の状態であったように思う。

 現代社会においてもはやスマホはあって当たり前である。子供も3歳くらいからスマホでyoutubeを見ていたりする。小学生にもなると当たり前に使える状態になっている。教育上よくないとスマホを子供に触らせないようようにするのも一つの方法かとも思うが、周囲の友達との話題もあるので、その方法が一概にいいとも限らない。最終的には子供のスマホ使用環境は親の責任に委ねられている部分が大きいと思う。

 自分が育った環境と、今の子供が育っている環境を一概に比較することhは出来ないが、一つ確実にいえることはスマホの普及により会話の量が減っているなと感じている。自分の学生時代は長電話をして叱られた記憶がある。また、今のようにSNSが発展していなかった。自宅でも家族の会話がもっと多かったように思える。今は何事も聞くより、ネットで調べる。特に急がない連絡はline。時代の変化といってしまえばそれまでだが、明らかに会話の量が減っている。今の子供たちもインプットは得意だがアウトプットが苦手である子が増えている。このような環境も大きく影響しているように思う。

 ギャンブル依存症とスマホ依存症を結びつけるのは少々強引かも知れないが、自己表現が苦手で、孤独感を感じている人がかかりやすい点は似ているような気がする。親が疲弊していて、小さい子供をおとなしくさせるツールとしてスマホでyoutubeを見させているケースがあるという。この行動には大きなリスクが潜んでいるように感じられる。子供も知らないうちにスマホ依存症になっているかもしれない。家族の兄弟の中でもっと会話することが大事なのではないかなと思う。家族の会話を聞いているうちに、子供の聞く力も養われていく。ギャンブル依存症の治療中だからかも知れないが、会話の重要性について改めて感じました。

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