ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

競馬は趣味になりえるのか。

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 ギャンブル依存症の自覚がないころです、私は周りの友達に対して趣味は競馬です、と堂々と答えていました。今思うとそれは違ったのかなと思っています。趣味とは、辞書で調べてみると、職業ではなく、個人が楽しみにしている事柄とでます。楽しみにしていた事には間違いはありませんが、結局脳が求めていたのは競馬ではなくギャンブル行為でした。今、ギャンブル依存症に治療のため、競馬からは距離を置いています。すると、この季節、特にG1シーズンにおいては平日もyoutubeを見たり、ネットで情報を検索したりしていましたが、今は全くしなくなりました。そこで気付きました。競馬は趣味ではなかったのです。

 一番最初に競馬をやり始めたころは大学生でした。友人に誘われて何気なく付いていっただけでした。意味もわからずに新聞に記しどおりに購入して1500円が4000円くらいになったと記憶しています。そのころは場外馬券売り場に買いに行ってました。本格的にやりだしたのは社会人になってからです。大学のころは友達と一緒にいって、競馬を楽しむというより、友達と遊ぶ一環として行っていました。楽しかったのは競馬ではなく、仲間といることであり、話をすることでした。お互いに馬券を見せ合い、和気藹々としていました。大学も卒業し、一人で行きだすようになってからおかしくなりました。競馬の選択肢が、他にやることがないから行っていたように思います。今振り返ると、何事に対しても主体性がなかったのかと思います。

 一人で場外馬券売り場に行っているころは、まだ借金はありませんでした。どん底に入り口はJRAのネット投票をやりだしてからです。携帯さえあればいつでも、どこでも買えてします。また映像も見れてしまう。これで完全に詰んでしまいました。

 競馬を趣味にされているかともおられると思います。その方たちは、たとえば血統であったり、好きな馬や騎手の追っかけかもしれません。しかし私のような中途半端な人間は趣味といえるものが特にないため競馬しています、という感じでした。お金を賭けない前提で、競馬場に行くことはありませんでした。結局はギャンブルが好きなだけだったということです。いまブログを通していろいろと勉強させていただいてます。健全に没頭できることにめぐり合えれば幸せだなと思います。

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