ギャンブル依存症克服日記

ギャンブル依存症ですべてを失った者です。ギャンブル依存症は心の病気です。その人の人格異常ではありません。1人でも多くの方に理解してもらいたい。

短期バイトで気になる事。

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 週末短期バイトに行っている時のお話です。最低賃金ぎりぎりの待遇で仕事をしています。それは40代の私も、おそらく高校生くらいの学生さんも同じです。短期バイトの仕事は色々とあります。しかし、どの仕事もその日に初めて行ったとしても、一通り説明をきけば出来る単純な作業です。私が年末から何度かしている仕事は倉庫での仕分け作業です。配達先に合わせて、貼られている番号のところに商品を持っていく。倉庫の中を動き回るような単純な作業でした。

 

 その短期バイトの中に、おそらく20代後半から30代前半くらいの男の人が5.6人います。私と同じく短期バイトなのか、フリーターとして継続的に仕事をされているのかは分かりません。継続的に入っていたとしても、最低賃金より少し多いくらいで、給料に大差はないように思われます。仕事の合間に、暇な時間があるとその5.6人の男の人達が楽しそうに会話をしています。その内容に聞き耳を立てていると、どうもパチンコの話をしているようでした。どこどこの店はよく出ている。正月は設定が厳しいから競馬の方がいい。そのような会話をほぼ1日中、暇な時間帯に話ています。私も10年前は同じ状況だったな、、、と自分と重なり合う感情が芽生えました。それと同時にこの人達もギャンブル依存症なのではないだろうか、とも思いました。

 

 最近格差社会や貧困について記事を目にする事があります。ギャンブル依存症の人のなかには、当然富裕層と言われる人もおられると思います。しかし推測ですが、貧困層の人達の方がギャンブル依存症になる人が多いのではないか、と思ってしまいます。これはその人達がバカであるとかの問題では無いように思います。一緒に仕事をしているなかでも、彼は仕事に対してテキパキと行動もしますし、暇な時間帯以外にはサボっている様子も見受けられません。基本的には真面目な青年達です。しかし、この仕事が終わればパチンコに直行するようです。個人の楽しみですし、私も以前はそうだったので何ともいえませんが、これで良いのかなと考えさせられます。

 

 日本人はお金の勉強をする事がないと思います。算数や国語はたいていの事は出来ます。しかし経済やお金の事は学びません。お金は単に算数の計算でできるものではありません。もう少し、アメリカにならうわけではないですが、小さい頃から算数ではなく、経済やお金のことについて学ぶ必要があるのではないかと思います。

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