ギャンブル依存症に年収は関係ない
2019年日本の世界幸福度ランキングは58位だそうです。世界156カ国を対象にしているランキングです。どのようにして調査しているのかは不明ですが、なんとなく順位の低さには納得ができます。日本は世界の中において裕福な国のはずです。幸福度が低いのは物があふれてしまい、心が満たされていない人が多いのかなという認識があります。日本を離れて遠くから日本を感じることができれば、また違った結果になるような気がします。今の豊かな環境があたりまえになっていることに危機感を感じます。
タイトルのお話にもどります。ギャンブル好きな人の心理は、お金を増やしたいと思っています。しかし、増やしたお金でこれが買いたい、とか目的はないのです。ギャンブル依存症の人全体にいえることかもしれませんが、たとえギャンブルで勝ったとしても、そのお金の使い道はないのです。なので結局ギャンブルに使い、やがてなくなります。中には給料が少ないからギャンブルで増やすんだと思う方もおられるかもしれません。それについては断言できます。ギャンブル依存症に年収は関係ありません。貧乏な人からすると、給料が少ないからギャンブルで増やすは、ギャンブルをすることの言い訳に他なりません。もし、年収が増えたとしても、もっと欲しくなり、ギャンブル行動は止まらないでしょう。お金に明確な目的があれば、減る可能性のあるギャンブルなんかしません。最近私もギャンブルの衝動にかられます。その時に自分自身に問いかけます。もしこのお金を賭けたとして、勝った時どうするのか。もし、勝った時に使い道がなければ、そもそも減る可能性のある事は止めておこうと思い、踏みとどまっています。いままで何度となく挑戦してきたギャンブルですが、考え方を少し変えることで違った見え方もします。今日1日は賭けないを積み重ねていこうと思います。
